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最近Pythonから離れ気味、その他物作りに寄り気味です。

バックアップにSynology cloud station backupは使用しないことにします

SynologyのNASでPCのデータのバックアップをしていますが、 cloud station backupは使わないことに決めました。

それは以下の理由からです。

Synology cloud station backupの私にとっての欠点

一言で言うと、私の使い方だとCPU使用率がやたら高くなり、ファンがうるさく、バッテリーの消費が速くなるためです。それは下記2つが原因のようです。

  • 常時ファイルの変更監視とバックアップがされるため、firefoxのprofileフォルダが対象に含まれていると常に転送がされる。その間ずっと、cloud backup daemonのCPU使用率が10~20%となる。

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  • NASの電源が常時ONじゃないと正常に動かない?

 NASの電源が切れていると、ツールの表示が「接続中」のまま止まって、CPUを微妙に使い続ける。うちではNASは自動バックアップのためだけに使われており、夜間しか電源が入っていないため、昼間にPCを立ち上げるとずっと「接続中」となり、バッテリーの減りが早くなる。

代替案は Bunbackup

Synology公式の cloud station backupの代わりに、Bunbackup を使います。これとNASのスナップショット設定を組み合わせることで、私の理想のバックアップをすることができます。

nagatsuki.la.coocan.jp

このツールなら、時間指定のバックアップが取れるので、NASがオフラインの時に探し続けることはありませんし、常時更新されるファイルを常にNASに送り続けることもしません。他にも暗号化など便利な機能がたくさんあります。

ちなみにBunbackupでは、シンプルに選択フォルダのミラーリングだけを実施すればよく、世代管理は行う必要はありません。 DS216+の Btrfsでスナップショットを取ることで、より高機能な世代管理ができるためです。

何か勘違いがあれば、教えてもらえると幸いです。