タイムマシンカメラをつくる1(構想と作り始め)
このカメラ、コンセプトを含めて、まさに自分がほしいと思っていたカメラだったので、Linux、プログラミング初心者の自分が、試行錯誤して創ろうとしています。
このページは、そのカメラができあがるまでの勉強&トラブルシューティング記録です。
つくる物の構想
機能
上記ページの物と基本的に同じ物がほしいです。 ただし、音声アシスタントに家の音を持って行かれるのに抵抗があるので、音声でなく、ボタンで撮影開始したいです。そして、下記Daisoのワイヤレスボタンは、ボタンが2つあるので、それぞれに10秒さかのぼりと、60秒さかのぼりとかをのこせるといいなと思います。 Daisoのこのボタンは、少し置くとスリープに入るそうで、それを運用でカバーできるかが肝だと思っています。
ハード
- RaspberryPi2
- Daiso bluetoothシャッター
- Microsoft Lifecam HD-5000
ソフト
- ffmpeg
試行錯誤メモ
USBカメラが認識されない
RaspberryPiを起動したまま差し手も認識されず、再起動し直したら認識されました。
Anacondaにnode.jsをインストールするとエラーになる
Windows10で、Anacondaにnode.jsをインストールするとエラーになったので、対策を調べました。
ちなみに一度エラーになると、Anacondaをアンインストールしてもnodejsのファイルが一部残ってしまうので、主導で削除したほうがいいかもしれません。
原因はここに記載されていました https://github.com/conda/conda/issues/7203
python がWindows環境だと、node.jsの生成する長いパスを処理できない的なことが書かれています。
対策としては、バージョン9.9を指定してインストール。
conda install -c conda-forge nodejs==9.9
これでうまく、、、あれ、またエラーになってしまった、、、。
node.jsが使えると、JupyterLabで、Variant inspectorの、アドオンを使うことができるのですが、一旦諦めようと思います。
と思いきや、続いて、Anaconda Navigatorからnode.jsを検索して出てきた、ver.8.9.3をインストールすると、、、やはりダメでした。
なにか手はありそうですが、一旦、あきらめます。
ルーターを変えたらRaspberrypiがブラウザでネットできない
ISP変更、ルータ交換に伴い、RaspberryPi が、ブラウザでのネット接続できなくなったのを、以下URLに従って解決しました。
Raspberry Piがルーターにつながらない!インターネットにつながらない!!その時の助っ人となるコマンド - 猿まね電子工作
無線LANで接続なので、
sudo dhclient wlan0
と打っただけです。
ipアドレス表示はコマンドを打つ前と変わりませんが、つながるようになりました。 原理が、わからない・・・。とりあえずメモとして残します。
RaspberryPiと Pythonスクレイピング前下調べ結果
Raspberrypiでスクレイピングを仕様としたときの記録。
パーサはlxmlを使う
Pythonでhtmlを取り扱う際は、「htmllib(標準モジュール)」や 「Beautiful Soup」 といったモジュールがあります。 しかし、高速で柔軟な操作がしたい場合は、 「lxml」がいい
Gentleちゃれんじ Tips -lxmlでhtmlを処理する-
lxmlはC言語で書かれているので高速だそうです。
Xpathで要素を指定する
Xpathは、CSSSelectorより高度な表現が可能
十章第一回 XPathとは — JavaScript初級者から中級者になろう — uhyohyo.net
どうせ覚えるなら、ということで。
Javascript使用ページを取得するにはSelenium+PhantomJS
JavascriptでのSingle Page Application(SPA)になっていると、htmlを取得するだけだと、コンテンツが読み込まれない。
その際、Selenium+PhantomJS でブラウザをもした読み込みを行う。
PhantomJSはWebkitベースのブラウザ。画面描画がないので通常のブラウザよりは高速、軽量。
Pythonクローリング&スクレイピング -データ収集・解析のための実践開発ガイド-
- 作者: 加藤耕太
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この教科書から引用。
ここで1つ問題。seleniumは pipでraspberrypiでもインストールできたが、PhantomJSはインストールできない・・・。
(試しに pip install phantomjs と打ってみたら、RasPiが固まって数時間放置したら、何も動かなくなってしまった・・・)
上記参考書には、Ubuntu向けに公式のbitbucketからVer.1.9.8のバイナリを持ってくる方法が書いてあるけど、同じ流れですすめても、RaspberryPiでは動かなかった。
入力
$ wget https://bitbucket.org/ariya/phantomjs/downloads/phantomjs-1.9.8-linux-x86_64.tar.bz2 $ tar xvf phantomjs-1.9.8-linux-x86_64.tar.bz2 $ sudo cp phantomjs-1.9.8-linux-x86_64/bin/phantomjs /usr/local/bin/ $ sudo apt-get install -y libfontconfig1 fonts-migmix
出力
-bash: /usr/local/bin/phantomjs: cannot execute binary file: 実行形式エラー
RaspberryPiはARM CPUだからかな。ということで、ARM向けのバイナリを持っている人を探した結果、このページを発見。
RaspberryPiにPhantomJSをインストールする - uepon日々の備忘録
このページの、以下の部分をもらった。
$ git clone https://github.com/mecrazy/phantomjs-binaries.git $ chmod 755 phantomjs-2.1.1-linux-armhf
上の教科書に沿って初めに作ったX86_64向けのバイナリを削除して、
$ sudo rm /usr/local/bin/phantomjs
gitから持ってきたバイナリをコピーして(バイナリをリンクじゃなくてそのままコピーするのは、問題ないんだろうか。)
$ sudo cp phantomjs-binaries/bin/phantomjs-2.1.1-linux-armhf /usr/local/bin/
名前を変えたら、
$ sudo mv /usr/local/bin/phantomjs-2.1.1-linux-armhf /usr/local/bin/phantomjs $ phantomjs --version 2.1.1
正しくバージョンを返してくれるようになった。
教科書とはバージョンは違うが、今後、問題なく動くだろうか。
もう眠いので今日は寝ます。。
※正解がわかるまで微妙に不要なコマンドをいろいろ打っているので、この流れだけで成功するかは不確実です。
’’’(トリプルクォート)はコメント以外でも複数行の入力に使える
タイトル通りのことを、今更ながら知りました。
例えばこの本のP71にある
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この部分、1行目の「'‘'」の意味と、2行目の「…」の意味がわからずしばし検索をしましたが、 (この記号たちは検索がちょっと大変でした)
>>> html = lxml.html.fromstring(''' ... <html> ... <head><title>八百屋オンライン</title></head> ... <body> ... <h1 id="main">今日のくだもの</h1> ... <ul> ... <li>りんご</li> ... <li class="featured">みかん</li> ... <li>ぶどう</li> ... </ul> ... </body> ... </html>''')
「'‘'」はコメント以外でも、とにかく2行以上にわたって、改行もエスケープせずに文字列を書きたいときに使う物で、
「…」はインタプリタ内で複数行にわたる入力が必要になったときに出てくる物
ということがわかりました。
以上です。
バックアップにSynology cloud station backupは使用しないことにします
SynologyのNASでPCのデータのバックアップをしていますが、 cloud station backupは使わないことに決めました。
それは以下の理由からです。
Synology cloud station backupの私にとっての欠点
一言で言うと、私の使い方だとCPU使用率がやたら高くなり、ファンがうるさく、バッテリーの消費が速くなるためです。それは下記2つが原因のようです。
- 常時ファイルの変更監視とバックアップがされるため、firefoxのprofileフォルダが対象に含まれていると常に転送がされる。その間ずっと、cloud backup daemonのCPU使用率が10~20%となる。
- NASの電源が常時ONじゃないと正常に動かない?
NASの電源が切れていると、ツールの表示が「接続中」のまま止まって、CPUを微妙に使い続ける。うちではNASは自動バックアップのためだけに使われており、夜間しか電源が入っていないため、昼間にPCを立ち上げるとずっと「接続中」となり、バッテリーの減りが早くなる。
代替案は Bunbackup
Synology公式の cloud station backupの代わりに、Bunbackup を使います。これとNASのスナップショット設定を組み合わせることで、私の理想のバックアップをすることができます。
このツールなら、時間指定のバックアップが取れるので、NASがオフラインの時に探し続けることはありませんし、常時更新されるファイルを常にNASに送り続けることもしません。他にも暗号化など便利な機能がたくさんあります。
ちなみにBunbackupでは、シンプルに選択フォルダのミラーリングだけを実施すればよく、世代管理は行う必要はありません。 DS216+の Btrfsでスナップショットを取ることで、より高機能な世代管理ができるためです。
何か勘違いがあれば、教えてもらえると幸いです。
Synology Cloud Station Backupでエラー
今まで 高機能な Bunbackupを使っていたけれど、うちで今使っているNAS, DS215+がbtrfsに対応して、 それに関する便利な機能な使えそうな気がしたので、一度 Synologyのバックアップを試してみることにした。
が、一つ導入で引っかかることがあったので、メモ。 たぶん普通の使い方をする人がハマることはないですが、Webで検索して出てこなかったのでここに記録。
エラー内容は、Cloud Station BackupをPCにインストールして初回起動のNASへの接続で、以下のメッセージ。
「バックアップするための共有フォルダがありません」
原因は、ユーザーホーム機能によるフォルダをオフにしていたため。
このツールではバックアップ先フォルダはユーザーホーム機能で生成されるフォルダに固定されるため、 そのフォルダがないと、バックアップをすることが出来ない様子。
コントロールパネル→ユーザー→詳細 から 「ユーザーホームサービスを有効にする」にチェックを入れてOK