Make it possible with Python.

最近Pythonから離れ気味、その他物作りに寄り気味です。

RaspberryPi とPCのファイルのやりとりを簡単にする方法

ちょっと作りたいものがあって、RaspberryPi2を買いました。

Raspberry Pi 2 Model B

Raspberry Pi 2 Model B

初Linuxです。

Windowsと勝手が違う点が多く、戸惑っています。GUIはおまけなんですね。

少しずつ作業をする中で、困ったことがありました。

RaspberryPi2はCPUも非力で、ブラウザでの調べ物は厳しいので、調べ物はWindows PCでやっています。

そうすると、ブラウザからのコピペができないので、テキストをWindowsからRaspberrypiに手軽送る方法がないか、探してみました。

以下サイトで、SAMBAをインストールしてネットワーク越しにファイルをやりとりするという方法が紹介されていました。

Raspberry Pi 2にSambaを入れてファイル共有サーバーにする - がちゃのーと。 Gotcha-Note

工作と小物のがらくた部屋: Raspberry Pi とWindows でファイル共有(samba)

上のページを参考に、以下の流れでインストールと設定までができました。

sudo apt-get update
sudo apt-get install samba

cd /etc/samba
sudo cp -pi smb.conf smb.conf.org #オリジナルファイルをコピー
sudo vi smb.conf #vimで編集

vimが起動したら、最後にカーソルを持って行き、

o を押して編集開始で、以下を追加

     [pi]
      comment = pi's home
      path = home/pi
      public = Yes
      read only = No
      writable = Yes
      guest ok = Yes
      force user = pi
      directory mode = 0777
      create mode = 0666

ここまで終わったら、ESC → ZZ で保存終了して、

     sudo service samba restart

で再起動すると、PCのネットワークから “RASPBERRYPI” というフォルダが見えて、中身も編集できるようになる。

無線LANにつながる人なら誰でも編集できるので、注意。

これで、だいぶ便利になりました。

2017.05追記①

vimでなくNanoの方が簡単でコマンドも表示されていて使いやすいので、テキストの編集は、Nanoを使うことにしました。

sudo nano smb.conf

追記②

【後日追記】 sambaのリスタートでこのようなエラーが出ましたが、

Failed to restart samba.service: Unit samba.service is masked.

参考URLの追記の通りに、smbdとnmbdを個別にリスタートするとOKでした。

$ sudo service smbd restart
$ sudo service nmbd restart